Arduino詳解その11です。前回の記事はこちらです。
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お友達を紹介します!!
今までの連載の中で、ArduinoUNOの取り扱いに少しずつ慣れてきたんじゃないですか?今回は、ちょっと趣向を変えて最近僕がゲットしたギミック(と、言うほどでもない)を紹介しちゃいます。この連載ではArduinoUNOのみを取り扱うと宣言しました。それは今後も変わらないのですが、Arduinoがハードをコピーすることを禁止していないのは重大な特徴です。ArduinoUNOを使いこなしていくにあたって、これらの事も知っておいて損じゃありませんよ!!
Seeeduino v4.2
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このボードはGROVEシステムの開発元が販売しているボードです。ArduinoはArduinoの名前さえ名乗らなければコピーすることを禁止していません。
Seeeduino v4.2はArduinoUNOとほぼ互換性があり、以下の特徴を持っています。
・安い
安いです。ArduinoUNOとの1/3くらいの価格です。個人的には1台目にArduinoUNOを購入して慣れてきたら2台目以降はこれでいいと思います。1台目は純正品の方が安心できますからね!!
・GROVEコネクタ付き
全部ではありませんが、GROVEコネクタを持っています。GROVEベースシールドが無くても接続できるモジュールがあるってことですね。勿論GROVEベースシールドも使用できます。
・電源電圧切り替え機能
ArduinoUNOは基本5Vで動作します。電源ジャックから7~12Vを入力することもできますが、内部で5Vに変換しています。ところがSeeeduino v4.2は、電源電圧を5V、3.3Vから選択できます(切り替えスイッチがついている)。3.3Vで動作させると省エネになるんですよ。安いのにやるじゃないか!!電源ジャックから7~12Vを入力することも可能です。
使用する際の注意事項ですが
・3.3Vで動作させる場合には入出力信号のレベルもあわせて低くなるので壊さないよう注意が必要です。
・USBコネクタはArduinoUNOと違ってmicroUSBとなっています。
・USB接続のドライバーがArduinoUNOと異なります。(僕のPCでは接続だけで使用できました)
Seeeduino Nano
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お次はこちらです。ArduinoにはシリーズとしてArduinoNanoという小型のボードが存在しますが、こちらはそのコピー品。やっぱり本家よりお安いです。ArduinoIDEでArduinoNanoをボードとして選択することで使用できます。小さいですが、出来ることはArduinoUNOとほぼ一緒。アイテムを小さくまとめたい場合に使用するといいでしょう。こちらの場合、いきなりコピー品から使ってもいいと思っています。GROVEコネクタも1個のってますが、もっとつなげたいことがありますよね。
Grove Shield for Arduino Nano
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で、こういうものもあるんです。Seeeduino NanoやArduinoNanoと合体してGROVEコネクタを増設します。以下のようになります。
ESPr® Branch 32(Groveコネクタ付き)
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最後にご紹介するのはこちら。最近ゲットしました。Wi-Fiモジュールを搭載しています。このボードもArduinoIDEを使って他のArduinoボードと同じように使えます。しかもGROVEコネクタつき!!まだ勉強している最中なんですが、本連載とは別に記事にしていきたいと考えています。どんなことが出来るんでしょうか?
可能性が広がる
如何でしたか?どれもArduinoのスケッチで制御できますので可能性は広がりますよね!!さて、スケッチの書き方も進んできましたので次回は何かツールを作ってみようと思います。お楽しみに!!
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