ブログの書き方ご紹介

HiroCom777です。1月から始まったノンプロ研の技術ライティング講座の講師をしています。

技術ライティング講座の第6回は、「Webライティング」です。Webで公開される記事の書き方を学びました。

Webライティングとは

昔は紙に筆やペンで文章を書いていました。一度書いたものを修正するのは大変な作業で、長い文章ならなおさらでした。記録する方法も書いたものを棚に保管するなど、方法は限られていました。過去に書いたものを見返そうとしても、膨大な量の紙から目的の文章を探し出すのは大変です。

デジタル化した現代では、長い文章の修正も容易になりました。一度作成した文章の構成を変えることも簡単にできます。保管する場所も、記録装置の大容量化やクラウド上での保管など、便利な手段が増えました。大量の文章からの情報検索も容易です。

そしてネット環境の発達で、そうした文章を一般の人たちが容易に公開できる様になりました。誰もが世界に向けて発信できるのです。

この恩恵を受けない手はありません。つまりWebライティングは現代において、とても重要なスキルなのです。

ブログの執筆手順

SNSでの書き込み、やり取りも発信の1つです。でも、ある程度まとまった文章となると、やはりブログになると思います。ここで僕のブログ執筆手順をご紹介したいと思います。

  • プラットフォーム
    このブログをご覧の方はすでにお分かりだと思いますが、僕は「はてな」を使っています。 www.hatena.ne.jp

    最近は「note」が人気の様ですね。お手軽なのがいいようです。 note.com

    技術系に特化するならば「Qiita」でいいでしょう。 qiita.com

    メジャーなところであれば、どこでもいいと思います。気が合いそうなところで始めましょう。複数で始めるのもアリです。

  • 準備
    まずはブログを書くフォルダーを作ります。原則1記事1フォルダーです。フォルダーの下には原稿のテキストファイル、画像ファイル、そのほかの資料ファイルなどが置かれます。連載記事の場合には連載様のフォルダーを作って、その下に記事のフォルダーを作ります。

  • 下書き
    次にテキストベースで下書きを作ります。書式はMarkdownを使っています。Markdownは「はてな」、「note」、「Qiita」でも使えます。色々な表記方法を簡単に記述できます。下書きとあわせて、記事に使用する画像、その他のデータを集めていきます。

  • ツール
    下書きのテキストデータは「VS code」で作成、編集します。上述のMarkdownにも対応していますし、拡張機能も豊富で便利です。 フォルダーを指定して開くと、フォルダー内のファイルを俯瞰できて便利です。連載用のフォルダーを開くと、連載記事全体を俯瞰できて、一括検索などもできます。

    また、以下のショートカットを使うと編集が捗ります。

    • 「Ctrl + Enter」下に空行を入れる
    • 何も選択しないで「Ctrl + C」行コピー
    • 何も選択しないで「Ctrl + X」行切り取り
    • 「ALT + 上下カーソルキー」行の移動
    • 「SHIFT + ALT + 上下カーソルキー」行の複製
    • 単語を選択して「Ctrl + D」単語を複数選択
    • 「Ctrl + G」指定行に移動
    • 日本語入力時に「Shift+スペース」半角スペース入力
  • プラットフォームに転記
    下書きが終わったら、この内容をプラットフォーム(はてな)に転記します。転記した後は、画像の挿入、リンクの記述、その他を設定します。

  • 公開
    以上が完了したら公開です。公開が完了したらX(旧Twitter)に書き込みを行います。

以上がブログの執筆手順の概要です。決まった手順を繰り返していくと、執筆効率が上がっていくと思います。

ネタはどうするか

執筆手順はわかったのですが、ブログを書くにはネタが必要です。このブログは「学習記録」なので、学んでみようと思ったことがネタの基本になります。ブログを開設するにあたって、テーマを決めておくとネタに困らなくなるかもしれません。

次に書くネタを思いつく時なのですが、僕の場合はブログの記事を書いているときが多いですね。そもそも書く内容が決まってから書くというよりも、書きながら学びを進めていくといった感じです。

ブログを書き進めながら学んでいくという手法は、僕に合った学習方法だと実感しています。

自分に合った執筆方法を

今回は、僕のブログ執筆手順について振り返ってみました。こうしてみると、始めたころに比べてかなりスマートになってきたなと思います。最初のうちは、色々試行錯誤の繰り返しでしたね。文章の書き方やMarldown、その他ツールの使い方も、少し洗練されてきたのではないかと思います。

このスタイルは僕のスタイルであって、皆さんは皆さんに合ったスタイルがあるはずです。継続して書き続けていると、自分に合ったスタイルが見つかると思います。

それではまた!!