Re:VIEWに挑戦する連載の5回目です。前回の記事はこちらになります。 hirocom777.hatenadiary.org
Docker Desktopを使おう
前回はDocker Desktopをインストールしました。
今回は実際にDocker Desktopを使ってツールの環境を構築して使ってみましょう。
md2review
ところで一番最初にお話ししましたが、僕はVScodeを使ってMarkDownで本を書いたのです。 techbookfest.org MarkDownは簡単に使えて便利ですよね。このブログもMarkDownで書いてます。だから本の原稿を書くときも、ある程度MarkDownで書いておいて細かいところはRe:VIEWフォーマットを使えれば、執筆の負担が減ると思うんですよ。つまり、MarkDownの書式からRe:VIEWフォーマットに自動変換するツールがあれば良いなってことです。
それがあるんですよ。その名もmd2reviewって言います。
実はmd2reviewを使用する環境もDocker Desktopで構築できるのです。今回はDocker Desktopを使ってmd2reviewの環境を構築、使ってみましょう。
環境を構築する
それでは早速md2reviewの環境を構築を構築してみましょう。最初にデスクトップのショートカットからDocker Desktopを起動します。次に、Windows Terminalを立ち上げて、以下を入力してみてください。
docker pull nuitsjp/md2review:latest
すると画面が以下の様に走り出しました。docker pullはすでに作成、公開してある環境(Dockerイメージという)をダウンロードできます。
以下の画面で完了です。
次に、以下を入力してみましょう。docker imagesはダウンロードしたイメージの一覧を確認できます。
docker images
結果は以下の様になりました。正常にダウンロードできています。
それでは早速変換してみましょう。MarkDownで以下のテキスト(Test.md)を作成して。任意のフォルダーに保存しましょう。内容は以下とします。
# Re:VIEWに挑戦 この連載ではRe:VIEWの使い方を紹介していきたいと思います。 ## Re:VIEWって何だ Re:VIEWは書籍の原稿を作成する強力なツールです。
つづいてWindows Terminalでファイルを配置したフォルダーに移動します。以下を入力して実行してください。
cd フォルダーのフルパス
フォルダーのフルパス入力が面倒な人は、フォルダーをWindows Terminalにドラッグ&ドロップするとフルパスがWindows Terminalにコピーされます。
それでは変換してみましょう。以下にを入力して実行してください。docker runは指定したイメージから新しい実行環境(コンテナーという)を作成して実行します。以下のコマンドはTest.mdをTest.reに変換します。
docker run --rm -v ${pwd}/.:/work nuitsjp/md2review /bin/sh -c "cd /work && md2review Test.md > Test.re"
長くて申し訳ありません。またLinuxがらみということもあって、現在記述されいる内容をほぼ理解できていません。こちらは以下から引用しました。いずれ記述している内容を把握して解説したいと思います。
同じフォルダー内にファイルTest.reができ上りました。ファイルの内容は以下の様になっています。
= Re:VIEWに挑戦 この連載ではRe:VIEWの使い方を紹介していきたいと思います。 == Re:VIEWって何だ Re:VIEWは書籍の原稿を作成する強力なツールです。
VScodeの拡張機能を使ってプレビューを見てみましょう。ちゃんとRe:VIEWフォーマットのテキストができています。
次回は解説
いかがでしょうか。次回は今回実行したコマンドの内容を解説します。お楽しみに!!