複数のページ管理(Notion練習帳)

Notionを基礎から学ぼうという連載のその2です。前回の記事はこちらです。

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複数ページの管理

前回は、取あえずNotionで簡単なテキストを書いてみました。テキストはブロック単位で分けられていて簡単に移動ができるなどなかなかおもしろい仕組みじゃないですか!!

でもまだ簡単なテキストを書いただけ。さまざまなデジタル情報をスマートにWeb上で管理する・・・にはほど遠い状態です。今回は複数のページを管理する方法にご紹介しようと思います。

ページというブロック

前回はNotionで新しいページを作って、その中にテキストを書いていきました。ページのタイトルは画面左側のサイドバー部分に表示されます。ページはドンドン追加できるのですが、このままだとページの表示が長くなってしまいます。使いやすい状態には程遠いですね。複数のページをスマートに管理するにはどうしたらいいのでしょうか?

前回Notionはページの中にブロックと呼ばれる部品を配置することで情報を構成するとお話しました。そして、ページ自体もブロックの一種なのです。ページの下にページを作ってドキュメントを作ることができます(サブページ、子ページなどと呼びます)。当然、その下にもページを作ってドキュメントを作れます。ページ自体がWindowsPCのフォルダーの様な働きをするのです。それではページの中にページを作ってみましょう。

前回まで3つのテキストを作りましたのが、その下にマウスをクリックすると、

「/」または「;」でコマンドを入力する

と出ますので、「/」を入力してみましょう。すると、以下のメニューが現れます。

ここに配置するブロックを選択できるので、2番目に表示されているページを選択しましょう。すると・・・新しいページができました。タイトルをメモ_1とします。

画面左のナビゲーションでメモのページ先頭の「▶」(トグルブロックと言います)をクリックすると、「」に変わって下にメモ_1のページができていることが判ります。

すでに入力済のテキストブロックをページブロックに変更する事もできます。テキストの先頭にある 「⋮⋮」 をクリックしてメニューの「ブロックタイプの変換」を選択します。

変換できるブロックの候補が現れるのでページを選択すると、テキストブロックに入力されたテキストがタイトルとなるページブロックが作成されます。勿論その他のブロックにも変換できます。

またPCのフォルダーとは違って、1つのページの下に同じタイトルのページを複数作成ができます(でも、紛らわしいのでオススメはしません)。

そして前述した通り、ページ自体もブロックです。前回ご紹介したテキストブロックと同様に移動ができます。これは、今後ご紹介する色々なブロックについても同じです。

リンクのURL

ここまでテキストとページという2つのブロックをご紹介しました。そして、実を言うとこれらブロックには個別のURLが貼り付けられています。ページブロックの場合は 「⋮⋮」 をクリックしてメニューの「リンクをコピー」を選択すると、URLアドレスがクリップボードにコピーされます(テキストブロックの場合は「ブロックへのリンクをコピー」)。コピーしたURLをWebブラウザで開くと、Web版のNotionが立ち上がって該当するページが表示されます(テキストブロックの場合は配置されているページブロックがテキストブロックを選択した形で表示されます)。

このリンクをテキストなどに貼り付けておけば、必要なときにすぐに参照できて便利です。ちなみに取得できるアドレスは以下の様になっています。

ページブロックの場合

https://www.notion.so/ページに割り当てられたアドレス

テキストブロック(その他ページブロック以外のブロック)の場合

https://www.notion.so/ページに割り当てられたアドレス#ブロックに割り当てられたアドレス

また、画面左上の共有を選択した上でWebで公開を有効にすると、このページの内容を一般に公開できます!! その場合は上記のURLではなくWebで公開の直下にあるURLをコピーして公開しましょう。

他のNotionユーザーを個別に招待して情報を共有する事もできます。便利便利!!

次回は文書の構成

いかがでしょうか?Notionの中ではこうやってドキュメントを管理しているんですね。ところで肝心のドキュメント内容なのですが、まだ簡単なテキストを書いただけ。もうちょっとしっかりしたドキュメントにしたいところです。次回はテキストとページ以外のブロックを使って文書の構成について考えてみようと思います。お楽しみに!!

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