データベース(Notion練習帳)

Notionを基礎から学ぼうという連載のその9です。前回の記事はこちらです。

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前回は、表(テーブル)をご紹介しました。表を表示できるようになると判りやすいドキュメントが作れます。

今回はデータベースです。前回のテーブルブロックの先頭の 「⋮⋮」 をクリックすると、見慣れたメニューの中にデータベースに変換なる表示がでてきました。これは何なんでしょうか?

データベースの正体

これはテーブルブロックの内容をデータベースブロックに変換する機能です。早速データベースブロックに変換してみましょう。新規に作ったテーブルブロックのメニューに出てきたデータベースに変換を選択してみます。すると、表示が以下の様になりました。 この表で管理するみたいですね。でも、テーブルブロックとは一体何なんでしょうか?1列目の任意の項目(以後セルと呼びます)にマウスを移動させると以下の様な表示が現れました。

「ページとして開く」とあります。クリックするとなにやらページらしきものが開きました。じつはNotionのデータベースブロックは1行ごとにページブロックが割り当てられています。ページを管理するデータベースだったんですね。また、データベースブロックも他のブロックと同じようにURLが貼り付けられいますし、移動させることもできます。

データベースブロックの概要

それではデータベースブロックの画面を見ていきましょう。

  • データベースブロックの表示形態を設定できます。データベースブロックは複数の表示形態を選択できます。デフォルトではテーブルビューという形態になっています(①)。
  • 表示の並べ替え、フィルター、検索等の操作が可能です(②)。
  • データベースブロックのタイトルを表示します。編集可能です(③)。
  • データベースで管理するページのタイトルを表示します。この列は削除できません。見出しの「タイトル」は編集可能です(④)。
  • データベースで管理するページの情報(プロパティと呼びます)を登録、表示します。見出しの「列1」は編集可能です(⑤)。
  • プロパティの追加、設定を実行します。データベースで管理するページは複数のプロパティを持つことができます(⑥)。
  • データベースの行を追加します(⑦)。
  • 各列の集計結果を設定、表示できます。デフォルトでは何もしません(⑧)。

色々な機能がありそうですね。1列目はテキスト入力が可能で、設定すると該当するページのタイトルになります。リンクやメンションの設定も可能です。2列目以降にはページのプロパティを入力できます。テーブルブロックから作成した場合は、こちらもデフォルトでテキスト入力になっていてリンクやメンションの設定も可能です。

データベースブロック内のページ

お次は「ページとして開く」で表示されるページブロックについて見てみます。

  • ページのタイトルを設定できます。設定した内容はデータベースブロックの1列目に反映されます(①)。
  • プロパティの見出しを設定できます。設定した内容はデータベースブロックのプロパティの見出しに反映されます。また、削除する事もできます。削除するとデータベースブロックの該当列も削除されます(②)。
  • プロパティの内容を設定できます。設定した内容はデータベースブロックのプロパティ列に反映されます(③)。
  • プロパティを追加できます。追加するとデータベースブロックにもプロパティ列が追加されます(④)。
  • ページのコメントを追加できます。ファイルを添付したりメンションを設定できたりもします(⑤)。

タイトルやプロパティの内容は、編集するとデータベースブロックにも反映さるんですね。それ以降は普通のページと同じ要領で使えます。

データベースに入力してみる

それではこのデータベースブロックに何か入力してみようと思います。試しに1行目に以下の様に入力してみます。また、1行目のURLを取得してデータベースブロックの下にリンクを作ってみます。 この状態で1行目の1列目にマウスを合わせて「ページとして開く」をクリックします。表示されるページは以下の様になりました。 データベースブロックの1列目に記述した内容がタイトルになっています。その下には2列目に記載した内容が表示されています。これらの内容を編集するとデータベースブロックの内容も変更されます。また、コメント欄の下に「1件のバックリンク」とあります。ここをクリックすると先ほど作ったリンクに移動します。相互リンクです。これ以降は普通のページとして編集できます。

次回はいろいろなプロパティ

いかがでしょうか?Notionはページブロックをデータベースで管理できるんですね。ところで今回はプロパティにテキストデータを入力しましたが、これ以外もデータも入力できるようになっています。次回は色々なプロパティについてご紹介します。お楽しみに!!

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