詳しく解説!!Arduino-その2です。前回の記事はこちらです。
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Arduino Uno R3を俯瞰する
今回は、本連載で主役となるArduino Uno R3の概要を確認してみましょう。
Arduino Uno R3の外形
外観は以下のようになります。
次は基板の上に実装されている主な部品について見てみましょう。
主な部品構成
使用されている主な部品について見てみましょう。以下のように配置されています。
Arduino UNO R3の頭脳です。8ビットCPU。
②水晶発振子
CPUを動かす心臓のようなものです。16MHz(1秒に1600万回!!)で発信しています。
③USBコネクタ
PCとつなげるUSBコネクタです。プログラムを書き込んだり通信したりするときに使います。電源も供給可能です。
④Stackable Headerコネクタ
別名Arduino R3ヘッダ。このコネクターにはCPUの信号や電源、GNDが直接つながっていて簡単に回路を組めたりします。また、このコネクターに積み重ねるように繋げられる拡張ボードが沢山あります。
⑤リセットボタン
Arduino UNO R3の動作状態をリセットします。
⑥電源ジャック
USBに接続されなくても、ここから電源供給することもできます。直流で7~12VをACアダプターなどで入力します。(内部で5Vに変換して使用します。)
難しい言葉が出てきましたけれど、これから追々説明していく予定です。次は大まかな構成です。
どんな構成になっているか
Arduino UNO R3の大まかな構成はこんな感じです。
①CPUは(USBから)5Vの電源供給をうけて、16MHzのクロックで動いています。
②CPUの信号ピンは両脇のStackable Headerコネクタに接続されていて外部の回路に接続出来たりできる。
③CPUの信号ピンのうち一部はUSB経由での通信に使われている。
④電源はUSB以外にも電源ジャックから供給されたもの(7~12V)を5Vに変換して使用することができる。
立ち位置はどうなの?(ラズベリーパイとの違い)
さて、電子工作では最近ラズベリーパイ人気ですよね。Arduino Unoとラズベリーパイ。何が違うんでしょうか?結論から言うと全然違うのですが僕の感覚では以下のような感じです。
・ラズベリーパイ―ほぼPC。OSあり。ネット接続その他高度なことができる。設定、取り扱いはやや複雑。
・Arduino Uno-ワンチップマイコン。シンプル。OS無し。取り扱い簡単。
完全に住み分けができていますね。ラズベリーパイはLinuxが搭載されているので、この環境でソフトウェアをインストールしてArduinoの開発までできちゃうんです。目的に応じて使い分けるのがいいですね。2つを組み合わせて使っている例なんかもあります。
そもそもArduinoって何?
で、結局Arduinoって何?って話なんですが、簡単に言うと専門の技術者でなくても簡単にデジタルなものを作れるような環境を提供するってことみたいです。なんかノリが軽いっていうかポジティブなのはイタリア生まれだからですかね?でも、折角こんな環境があるんです。簡単に試せるんですから試してみて損はないんじゃないですか?
次回は、いよいよ動かしてみます。興味のある人は準備(Arduino Uno R3の購入、ソフトウェアをインストール)してお待ちください!!
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Arduino Uno R3購入はこちらから
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ソフトウェアインストール方法
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