Re:VIEWに挑戦する連載の13回目です。前回の記事はこちらになります。
Re:VIEWフォーマット
前回はインライン命令を使った表記をご紹介しました。さらに色々な表記ができて本格的になりました。
ここまでで大体の機能をご紹介したのですが、基本的な記述方法の説明が未だでした。簡単ですし、以下をご参照頂ければ済むのですが、一応触れておきたいと思います。
見出し
先頭に1つ以上の「=」を付けることで見出しを設定できます。設定できるレベルは6までです。「=」の後には半角スペースをいれます。
= 章 == 節 === 項 ==== 目 ===== 段 ====== 小段
この様に細かく設定できるのですが、使用は項(レベル3)までに止めておいた方が読みやすい文章になると思います。
コラム
上記の見出しで「=」の直後に[column]と記述すると該当の見出しはコラムとして扱われます。(連番の対象から外れます)
コラムを終了する場合は同じレベルの見出しを記述するか、または同数の「=」の後に[/column]を記述します。
===[column] コラム ・ ・ ・ ===[/column]
箇条書き
先頭に「*
」を付けることで箇条書きを表現できます。「*
」と箇条書き文の間には半角スペースをいれます。また、「*
」の数を増やすことで箇条書きをネストできます。
* 箇条書き1 ** 箇条書き1-1 * 箇条書き2 ** 箇条書き2-1 * 箇条書き3
また、先頭を「1.」、「2.」、「3.」等とすることで番号付きの箇条書きを表記できます。こちらはネストできません。
1. 箇条書き1 2. 箇条書き2 3. 箇条書き3
お疲れ様でした
いかがでしたか?最初はどうなるかと思ったのですが、なんとかRe:VIEWというものをひととおりご紹介できたと思います。Re:VIEWは書籍を執筆するためのツールなのですが、簡単なマニュアルなどをPDFで作るときなんかにも役に立ちます。ちょっと敷居が高いのですが、この連載でご紹介した通り進めていけば使えるようになりますので、挑戦してみてください。
最後までお付き合いいただき有難うござました。また別の連載でお会いしましょう!!