本の原稿(というか下書き)を書きましたってお話

なんの経緯かわからないままですが、本の原稿(というか下書き)を書きました。所属しているノンプロ研で技術ライティング講座というのがあって受講したんですね。

tonari-it.com

講座ではTwitterがどうだとか、Webライティングがどうかとか、材料集めはこうしようとか、学んでいきます。そしてこの講座、『技術に関する文章を書くための知識とスキルを身につける』を最終目的としています。

ちなみに、現在第2期が絶賛開催中(2021年5月)で不肖わたくしがTA(ティーチングアシスタント)を務めております。で、最後に書籍の企画を作成して提出するのですが、そしたらなんと企画が通っちゃって原稿作る羽目になりました。

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まだ完成まで色々な事が残ってはいるのですが、一応最後まで書ききったということで今日はその雑感を書きたいと思います。

何を書こうと思ったか

原稿のベースになっているのは以下の2つの連載ブログです。こちらはマイコンボードArduinoUNOに関する連載。

hirocom777.hatenadiary.org

もう1つはGrove Beginner Kit For Arduinoというマイコンキットの連載。

hirocom777.hatenadiary.org

今回の原稿もGrove Beginner Kit For Arduinoについて書いたものです。

それからノンプロ研の活動の中で開催したマイコン講座というのがありまして、ここの内容も取り込んでいます。

hirocom777.hatenadiary.org

これらの活動で得られた経験を本の原稿という形でまとめ直すことは大きな学びになりました。個別のものをまとめなおして別の形でアウトプットする行為は、得られるものが大きいです。

困ったときに過去の自分に助けられる

原稿を書いていると、行き詰まることが多々あるのですが、そんなときに過去のブログやら資料やら見ると、あーそういえばこのときはこう書いたっけ・・・なんて事が多々ありましたね。過去の自分に助けられているってことです。何が役に立つかわからないです。とくにブログなどの形で纏めておくと、あとで役に立つことが多いですね。この経験を繰り返していくと、自分の中で学習の位置づけが上がって行くと思います。

学習しようとするときに目標建てるじゃないですか、ところが勉強はじめて見ると思い通りには行かない。基本的に解らないことを勉強するわけですから、勉強した結果どうなるかは解らないわけです。思い通りの結果にならないから受け入れられないか、受け入れて柔軟に対処するかが学習がうまくいくかどうか。この2つが学習がうまくいくかどうかの分かれ道なのか、なんて考えました。思い通りにならなくても、何かしらの形でまとめて記録しておくことは大切だと感じました。

GitとGitHubでやり取りしてみた

実際の執筆は、テキストエディタVS Codeを使ってMarkDown形式で書いていきます。書きあがった原稿はGitとGitHubでリモートレポジトリ(ネット上のファイル管理場所)にアップされて、確認してもらった上で修正。さらに修正した原稿をアップ、の繰り返して進んでいきます。この一連の業務をとおしてVS CodeMarkDown、GitとGitHubについて少しずつですが学ぶことができます。少しだけでも実務経験を積めるということは大きいですね。

VS CodeMarkDown、GitとGitHubは、何れも技術ライティング講座で学びます。

また当然今まで本を書くという経験はありませんので、この経験ができるということは貴重です。

ノンプロ研の技術ライティング講座を受講して最後まで課題をこなしていくと、この様な経験が積める可能性があります。現在受講中の人たちも頑張ってください。

実は原稿書くのに注力していて、この一ヶ月間ブログ書いていないので再開しないと・・・。と、言う訳で、今回は肩慣らしのためにこんな文章を書いてみました。

最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。