ADODB.Connectionオブジェクトを使用すると、ExcelVBAから、Accessデータベースを操作することが出来ます。(https://tonari-it.com/excel-vba-access-database/ 他)
この方法、便利なんですが結局どこかでAccessが必要になってきます。
そんなに本格的なデータベースが欲しいわけではないけれど、ちょっとしたデータの管理システムを構築したい時もある。
そんな時は、ADODB.Connectionオブジェクトで制御する対象をExcelファイルに指定すると、Excelファイルをデータベースファイルとして使用することができます。
すると、以下のような利点があります。
・Excelだけで簡単なデータベースシステムが構築できる。
・Excelファイルなので、データベースファイルの内容を簡単に確認できる。
また、普通にExcelファイルを開いてアクセスするよりも
・アクセススピードが速い。
・同一ネットワーク内で複数の端末から安全にアクセス可能。
と、いう利点もあります。
そこで、Excelファイルでデータベースアクセスする標準モジュールを作ってみました。Microsoft ActiveX Data Objects 2.8 Libraryを参照設定して使用します。
尚、Excel形式をデータベースファイルとして使用した場合、レコードの削除は出来ません。
次回以降で、使い方、ソースリストの解説を書こうと思います。
お楽しみに!!
ExcelVBA-Excelファイルをデータベースとして使う連載はコチラからどうぞ!!